2018夏クソアニメ供養

録画から消すのでその前に感想を投げて供養します。

ロードオブヴァーミリオン 紅蓮の王

ソシャゲ発、かと思いきや珍しくアーケードゲーム発のアニメ。
謎の共鳴が発生し赤い霧と化け物が発生して封鎖された東京近郊一体で英傑と呼ばれる人々が世界の滅亡をかけて戦い合うストーリー。
ゲーム発にありがちな色んなキャラを目立たせようとして結果誰もキャラが立たないという哀しいパターンを引いてしまった。
主人公の弱さなど強調したいことに演出の時間を割きすぎてクドい上に尺を圧迫していてただでさえ少ないキャラの掘り下げがさらに少なくなってしまった。
更にストーリーを展開させるために所々キャラの頭が悪くなったり変な挙動をしたりメンヘラになったりするので見ていて脱力感がすごい。
作画も止め絵が多く、戦闘は過程がすっ飛ばされて結果だけのパターンばかりでお粗末と言わざるを得ない。
せっかくの初アーケードゲーム発アニメだったのにしょっぱなから酷いジンクスを作ってしまった。
いいところを上げるとすると終始嫌な奴だったマスコミおじさんのお話がとてもよかったところと最終話が優秀なギャグアニメだったこと。
あとOPとEDのカッコよさは抜群なので一聞の価値あり。

七星のスバル

小学生にしてVRネトゲにハマっている可哀想な6人組はゲーム中に一人が亡くなってしまう事故に見舞われる。
数年後、その6人組の一人である主人公が友人の誘いで事故が起きたゲームの続編をプレイするとそこにはなぜか亡くなったはずのヒロインが…というお話。
放送前から設定大体「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」じゃねーかとかあの花オンラインとか言われていたが蓋を開けてみれば中身はネトゲを舞台としたドロドロの五角関係を繰り広げる昼ドラだった。
所々世界が～とか社会の秩序が～とか御大層な名目が出てくるがそもそも舞台がゲーム内で昼ドラしながら言われても何ってんだこいつらとしかならず、今一つ何をしたいのかわからない。
結局当初の謎であった死んだはずのヒロインがゲーム内にいる理由とか作中で起きた謎諸々全部ブン投げて「俺たちの戦いはこれからだ！」で終わった。
良いところ？視てて不快じゃないところかな。

また録画から消したら順次追加します